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参考にしたい!エクステリア/外構/造園会社のホームページデザイン5選

ホームページは企業の顔です

今、企業の仕入れ担当者も消費者も、何かを購入したりサービスを選ぶ際には、まずその企業のホームページをチェックします。電話で問い合わせたり、資料を取り寄せたりする前に、ホームページが就職の書類審査のような形で第一関門になるのです。

そのため、ホームページをしっかり作り込むかどうかで、受注できるかが決まる場合もあります。今回は「エクステリア・外構・造園工事会社」を対象に、しっかり作ったホームページとは具体的にどういうものか、編集部が独自にセレクトし、ポイントを解説します。

編集部のセレクト基準

・見ていて楽しい、わくわくするなど、感情に訴えかけてくること
・制作方針に狙いを感じること
・ブラウザや特定の技術に依存していないこと(flashを使っていないなど)
・スマートフォン対策が施されていること
・読者への意識が感じられること

です。ぜひ自社ホームページ作成の参考にしてみてください。

手作り感のある充実のホームページ

景色工房サフラン出典:景色工房サフラン|https://kk-saffron.com/

神奈川県厚木市で、「モリニワ」ブランドで避暑地のカフェの様な、雑木に囲まれたアウトドアリビング空間を作り出す、景色工房サフラン。LIXIL、タカショー、TOYOなど各社のエクステリアコンテストでコンスタントに受賞している凄腕ですが、ホームページもなかなか凄いです。

雑木と自然素材を使って避暑地のような庭造り。ナチュラル・モダン・和の庭、こだわりのガーデンリフォームをホームページにて紹介しています。

ポイント1/ナチュラルさをデザインで表現

雑木と自然素材を使うことから、ナチュラルで手作り感のあるデザインに仕上げています。左上の手書きのロゴもありますが、ファーストビューの写真もナチュラル感を出しています建築写真、特にエクステリアは範囲も広いので、超広角レンズ(14mmや17mmなど)を使うのが当たり前ですが、この会社の写真は、人間の視野に近い標準レンズで撮影されているようです。しかし、素人写真には見えません。この「フォーマットはナチュラルで、中身はプロの仕事」、というのがサフランのページの特徴です。

ポイント2/施工事例が457件!

景色工房サフランの施工事例

お客様はデザインのプロではありません。仕上がりをイメージして依頼するというより、「この物件のように」という方が多いと思います。そこで、なるべく多くのお客様に気に入っていただけるよう、タイプの違う施工事例を掲載するのが受注への近道です。そういう意味では、サフランの457件の施工事例は驚くような数です。ホームページであれば検索ができますので、数が多くてもマイナスにはなりません。

ポイント3/コンバージョンポイントが早い

cvポイント

ファーストビューをはじめ、全ページの下部には、電話番号とメール問い合わせのボタンが大きく出てきます。「Phone to」(押すと電話がかけられる)、問い合わせフォームへのリンクになっていて、ページを読んでいる途中などでも問い合わせができます。ホームページの目的であるコンバージョンポイントを常に表示しておくことで、スムーズな誘導が可能になっています。

職人気質をアピール

前田園出典:前田園|http://maedaen-ex.com/

創業以来66年、岡山県赤磐市でエクステリア・ガーデン工事を行う、従業員数4名の前田園。外構・造園工事は、植木屋さんというより、エクステリアという方向でアピールする会社が多いところ、職人さんが並んで笑っている写真をトップに持ってきています。

ポイント1/写真の力

競合が競うようにオシャレなガーデンの写真でアピールする中で、ファーストビューは職人の腕組み写真。素朴な写真ではありますが、しっかり目立ちます。写真の横の色帯もグリーンを使う会社が多いところ、職人をイメージさせる紺を使い、相乗効果を出しています。

ポイント2/コピーの力

写真と共に力を持っているのが、「一期一笑 私たちが最も大切にしてることは、お客様の笑顔です。」というコピーです。全てのページに大きく目立つ形で掲載され、楽しいイメージも与えています。

ポイント3/工事価格の目安

前田園_公示価格の目安

前田園の価格の出し方も秀逸です。実績でいくらぐらいの工事をすることが多いかをグラフで見せています。なぜ50万円以下の工事が多いかの説明も、自社の価格が安いとアピールするのではなく、「リピーターとなられたお客様が継続的に庭木のお手入れを当社にお任せくださっている証拠です。」と、信頼感をアピールしています。よく考えられたホームページです。

専門性を目一杯アピール

ボックスウッド|WAN Gardenボックスウッド|WAN Garden|https://boxwood.jp/wangarden.php

千葉県柏市でエクステリア専門会社として2000年から営業している、従業員数16名のボックスウッド。同社の特徴は、なんといっても複数の専門分野を持っていることです。

ポイント1/ワンちゃんのための庭

「愛犬と家族みんなが安全で充実した時間を過ごせるお庭をご提案する、お庭のプランニングブランド」が「ワンガーデン」。このページは愛犬家にとって大きな魅力です。コンテンツもワンちゃんを大切にする精神で作られていて、ペットが出会う「危険植物図鑑」はうれしい情報です。

ポイント2/専門分野は3つ

ボックスウッドでは、「ワンガーデン」以外に2つの専門分野があります。

・「リゾ・ニワ」:「3分で行けるリゾート地」をキャッチコピーに、非日常のリゾート空間をイメージしたガーデンを設計・施工
・「イシ・ニワ」:「石と植物と過ごす日々」をキャッチフレーズに、石積みが主役の庭や、坪庭など、和風の趣強いガーデンを設計・施工

ボックスウッドの専門分野

正直に言えば、どれも極めている感はありませんが、「いろいろできます」よりも「これが得意です」というアピールのほうが、特に中小企業にとってはメリットが大きい場合が多いでしょう。それはホームページでしっかりアピールできています。

ポイント3/専門性への追求過程も紹介

「犬種別注意点」で犬種ごとのなりやすい病気や性格などを紹介し、スタッフブログでは「ワンちゃん知識パワーアップ研修」が紹介されています。会社全体で「ワンガーデン」を展開するにふさわしい専門性を身につけようと努力する姿が愛犬家にアピールしそうです。「本当に満足してほしいのは、愛犬である本人!!」だとか。

こだわりが詰まったホームページ

デラパルマ出典:デラパルマ|http://delapalma.jp/

茨城県ひたちなか市で、ヤシの木をメインとした植物を主役としたリゾートスタイルの庭“Seaside Yard”のデザイン、プランニングと施工を行う、デラパルマ。

ポイント1/こだわりが濃いファーストビュー

ホームページは会社の顔、特にトップページを開いて最初に目に飛び込んでくる「ファーストビュー」は本当に重要です。ここで目を惹かないと、あっさり離脱してしまわれます。同社サイトのファーストビューは大きな写真がスライドショー式に流れますが、どの写真もヤシの木へのこだわりが濃い写真ばかりです。好きな人にはたまらない濃さだと思います。

ポイント2/家族の生活が見える施工事例

家族の生活が見える施工事例

エクステリアの施工事例はほとんどが庭のみです。しかしデラパルマの施工事例ページは、家族がシートを引いてくつろいでいたり、子どもがサッカーしていたり、奥さんがワンちゃんをなでていたりと、生活のワンシーンを切り取ったものが多いです。エクステリアは愛でるモノではなく、生活する場所ということがわかり、印象に残りそうです。

ポイント3/こだわりの会社は、こだわり商品の販売もアリ

オンラインショップ

ヤシの木にこだわるデラパルマは、ヤシの木のオンラインショップも開設しています。ここまでやる会社はなかなかないので、ヤシの木ならデラパルマ、というブランディングになります。ヤシの木に興味がない人は最初から候補に入れないでしょうから、戦略としてかなり尖っていますが、少人数で大きな成長を追求しない企業や、都心など競合ひしめく地域では有効な戦略と言えそうです。

価格アピールしながら安心も追求

城出典:城|http://www.ex-shiro.com/

岡山県倉敷市でエクステリア商品を含む外構工事の企画・デザイン・販売・施工を行う、城。価格訴求のホームページの中で、一番印象に残ったのでご紹介します。

ポイント1/品質を落とさない低価格

城が低価格を実現できる理由は、デザインからアフターまですべて自社で行い、下請けに依頼しないこと。安かろう悪かろうではないことを、文章と動画でアピールしています。

ポイント2/施工中写真プレゼント

施工中写真プレゼント

低価格でもお客様が不安にならないよう、同社では施工中の写真をDVDに焼いてプレゼントしているとか。写真枚数は平均100〜200枚。エクステリア工事としては充分な数でしょう。工事後の保証制度のページもあり、低価格だけでないことを伝えています。

ポイント3/図面ギャラリーにはVRも

図面ギャラリーのVR

施工事例集とは別に、図面ギャラリーも用意されています。CGパースを360度動かし、裏まで確認できるVR(「くるくるまわるパース図」)もあります。新しい技術を取り入れることに積極的というイメージが伝わってきます。

まとめ

ここまで「しっかり作り込んでいる」エクステリア系工事会社のホームページを紹介してきました。共通しているのは、自社は何が強いのか、何に強くなりたいのか、それがよくわかることです。マーケティング用語で、「USP」(ユニーク・セリング・ポイント=独自のウリ)と呼ばれますが、差別化ポイントがわかりやすいということです。

まだ自社のUSPを見つけられていない、もしくはうまくアピールできていない場合は、今回紹介したホームページを参考に磨き上げてください。特に4番目に紹介したボックスウッドは、現在USPを育てようとしている最中に見えますので、参考になると思います。USPの発見・育成、ぜひ今日からはじめてみてください。

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